新常磐交通北営業所

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新常磐交通北営業所(しんじょうばんこうつうきたえいぎょうしょ)は、福島県双葉郡浪江町高瀬字堀内にある新常磐交通の営業所である。主に、双葉郡内、南相馬市原町区の路線を担当していて、配下には富岡車庫・原町車庫がある。なお、高速バスいわき号の南相馬発着便も当営業所が担当している。1980年代に富岡営業所・浪江営業所・原町営業所を統合して誕生した。

当営業所および富岡車庫は2011年3月11日東北地方太平洋沖地震により発生した福島第一原子力発電所事故警戒区域[1]に含まれているため閉鎖されており[2]、担当路線もすべて運休中であったが、同エリアから事実上撤退した。一部車両はいわき中央営業所に転送、除籍して他事業者に譲渡している。以下、原発事故発生前の状況について記述する。

沿革[編集]

  • 2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災の影響により、営業所自体が操業不能に陥る。

所管系統[編集]

車両にバスカードリーダがついていない関係で、ほぼすべての路線でバスカードの利用はできない(いわき市内の系統は全て利用できる)

一般乗合バス[編集]

富岡車庫担当[編集]

  • 富岡駅前 - 富岡高校
  • 富岡車庫 → 門口 → 富岡駅前
  • 上平 - 上手岡 - 夜の森入口 - 門口 - 富岡駅前[3]
  • 堀込 - 赤坂 - 富岡町役場 - 富岡駅前 - 門口 - 富岡車庫[4]
  • 小塚 - 密綿 - 車庫前 - 川内役場 - 田の入 - 上手岡 - 夜の森駅前 - 門口 - 富岡駅前[5]
  • 車庫前 - 川内役場 - 田の入 - 上手岡 - 夜の森駅前 - 門口 - 富岡駅前[5]

原町車庫担当[編集]

  • 原町駅前 → 北萱浜 → 大甕 → 小浜 → 戸屋入口 → 堤谷 → 大甕 → 原町駅前・原町大甕循環
  • 大甕 → 小浜 → 戸屋入口 → 堤谷 → 大甕 → 原町駅前
  • 原町駅前 → 北萱浜 → 大甕 → 小浜 → 戸屋入口 → 堤谷 → 大甕
  • 滝 - ひばり生涯学習センター - 栄町二丁目 - 原町駅前

これより以下の系統は南相馬市民号として運行。運賃が全区間均一200円。元は福島交通原町営業所)が運行していたものであったが、2006年4月に移管され、当営業所管轄となった。

  • 高倉公会堂 - 大木戸 - 原高前 - 農高前 - 原町駅前[6]
  • 下渋佐 - 上渋佐 - 原町駅東口 - 市役所入口 - 原町駅前[7]
  • 牛島 - 北泉 - 市立病院前 - 原町駅前[8]
  • 原町駅前 → 小川町 → 上北公会堂 → 高平小学校
  • 原町駅前 ← 市立病院前 ← 高平小学校 ← 上北公会堂 ← 小川町 ← 原町駅前

北営業所担当[編集]

これより以下の系統は双葉町民バスとして運行

  • 鴻草 - 厚生病院
  • 山田 - 厚生病院

高速バス[編集]

契約貸切輸送[編集]

廃止路線[編集]

  • 原町駅 - 旧道 - 小高駅 - 浪江駅
  • 原町駅 - 新道 - 小高駅
  • 原町駅 - 萱浜 - 堤谷 - 小高駅
  • 上江 - 小沢
  • 原町駅 - 原高前 - 滝 - 横川
  • 小高駅 - 塚原
  • 小高駅 - 村上 - 浦尻 - 浪江駅
  • 小高駅 - 金谷 - 浪江駅
  • 富岡 - 堀込 - 大野駅
  • 富岡駅 - 旧道- 広野駅
  • 富岡駅 - 旧道- 浪江駅
  • 富岡駅 - 旧道・新道 - 平駅(現いわき駅)

車両[編集]

  • 貸切車両と兼用であるため、トップドア(前扉のみ)の車両が大半を占める。
  • 北営業所所属車のナンバーがいわきナンバー車と福島ナンバーと2種類存在する。これは北営業所・富岡車庫のある浪江町・富岡町がいわきナンバー、原町車庫のある南相馬市が福島ナンバーと分かれるためである。

脚注[編集]

  1. 現在は、避難解除準備区域・居住制限区域・帰還困難区域に再編されている。
  2. バス事業者の原発事故による被害状況の現状についてPDF  - 日本バス協会、2011年5月23日
  3. 上平 - 二小間は自由乗降区間
  4. 堀込 - センター入口間は自由乗降区間
  5. 5.0 5.1 小塚 - 車庫前 - 清水前間は自由乗降区間
  6. 高倉公会堂 - 大木戸間は自由乗降制
  7. 下渋佐 - 二中間は自由乗降制
  8. 牛島 - 高平小間は自由乗降制

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