「九州新幹線」の版間の差分

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'''学園ドラマ'''(がくえんドラマ)は、[[学校]]を舞台にした[[テレビドラマ]]の[[ジャンル]]。
{{現在進行}}
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'''九州新幹線'''(きゅうしゅうしんかんせん)は、[[整備新幹線]]計画の一つであり、[[九州旅客鉄道]](JR九州)の[[高速鉄道]]路線及びその列車([[新幹線]])である。鹿児島ルート([[博多駅|博多]][[鹿児島中央駅|鹿児島中央]]間)と長崎ルート(西九州ルート)(博多~[[新鳥栖駅|新鳥栖]][[長崎駅 (長崎県)|長崎]]間)がある。各ルートの詳細については下記を参照。
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== 概要 ==
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学園ドラマの形態は大きく分けて
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#学校全体、クラス、部活動など集団がひとつの方向に向ってゆく様を描いたもの
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#ひとりの[[教師]]にスポットを当て、教師としての成長過程や奮闘振りを描いたもの
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#ひとりの児童・生徒・学生にスポットを当て、学園生活の様子や人間としての成長過程を描いたもの
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:に大別できる。
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[[小学校]][[大学]]よりも[[中学校]]あるいは[[高等学校]]が舞台となることが多いが、これは中学・高校というの時期が[[人生]]の大きな[[分岐点]]のひとつであると同時に[[恋愛]]や[[友情]]、あるいは[[部活]]などに打ち込む[[青春]]時代だからという理由もある。[[運動部]]を[[テーマ]]にしたものは、スポ根ドラマに含まれ別扱いとなることもある。
  
[[鉄道建設・運輸施設整備支援機構]](旧[[日本鉄道建設公団]])が建設し、九州旅客鉄道がこれを借り受けて運営している。未開業・未着工区間についても今のところ同方式が予定されている。
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また、これらのドラマの[[性格]]上登場人物はそのほとんどが[[未成年者|未成年]]となり扱う内容に制限が出てくる。このため、[[定時制高校]]や[[自動車教習所]]など未成年と[[大人]]が同じ条件のもとで学ぶ空間を舞台とし、通常の学園ドラマよりも内容に幅をきかせたものもある。
  
[[画像:P11104790024.jpg|thumb|300px|right|新幹線800系と八代海]]
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ドラマの[[アクセント]]として、それぞれの[[生徒]]の[[家庭]]事情、[[非行]]、[[いじめ]]、なども頻繁に扱われる。
[[画像:Kyusyushinkansen type800 shinminamata.jpg|thumb|300px|right|新水俣駅停車中の新幹線800系]]
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また、定番キャラとして[[悪役]][[教頭]]とその腰巾着が出てくるのは「[[坊っちゃん]]」以来の伝統であろうか。[[男性]]教師が主人公の場合は[[マドンナ]]役の[[美人]]教師もよく登場する。
  
== 鹿児島ルート ==
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主として、青春群像劇を描いたものを学園ドラマと呼び、たとえ学校を舞台としていてもたとえば教師と[[生徒]]の恋愛を描いたものや、[[ミステリー]]を描いたものなどは学園ドラマとは呼ばれない。
九州新幹線鹿児島ルートは、[[博多駅|博多]][[鹿児島中央駅|鹿児島中央]]間を結ぶ整備新幹線計画であり、2004年3月13日に[[新八代駅|新八代]]~鹿児島中央間が部分開業している。新幹線区間の新八代~鹿児島中央間を最速34分で結び、在来線特急時代に3時間50分かかっていた博多~西鹿児島(現在の鹿児島中央)間を最速2時間10分で結んでいる。部分開業であるため、新八代駅新幹線ホームで[[在来線]][[エル特急]]「[[つばめ (列車)|リレーつばめ]]」号と接続し、同一ホームでの対面接続が行われている。車両は部分開業時点で[[新幹線800系電車|800系]]のみが運行されている。
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部分開業した区間のうち、約7割がトンネル区間であり、[[山陽新幹線]]と同様にトンネルの多い新幹線である。また、高低差の激しい地区を走る為に新幹線としては急勾配区間が多く、その勾配に対応出来る車両として800系が開発・製造された。
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学園ドラマでは無名の生徒役だった俳優がにわかに注目を浴びる事が多く、これまでに数多くのスターを輩出してきた。いかに個性的な生徒役を集めるかは学園ドラマの成否を決定付ける重要な一因になるが、時に美男美女だらけのクラスが出来上がってしまう事もある。
  
開業後、新幹線が地下を走る[[鹿児島市]]武岡地区等では、予想外の[[振動]]や[[騒音]]が発生して住民から苦情が続出した。これに対処するため、JR九州では該当区間で減速運転を行いながら薩摩田上[[トンネル]]内の路盤改良などの工事に着手し、解決を図っている。これらの問題は、マスコミ等で報道された。
 
  
ちなみに当初の計画では、1975年に開業をする予定であった<ref>http://www.nishnet.ne.jp/~andou/zensou/kansen.htm</ref>
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== 特徴 ==
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=== 時間帯 ===
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学園ドラマの本放送が行われる時間帯は、主にプライムタイムである。<br>現在は午後9時・10時台が多い。<br>過去においては、1980年代までは午後8時台も多かった。また、午後7時台の30分番組枠での放送も若干見られた。一方、午後10時台の放送は、1990年代前半まではまれだった。(ただし、学校やその教師を扱った2時間ドラマなどが午後9時~11時に放送されることはしばしばあった。)これは、学園ドラマの主な視聴者層が10代・10歳未満の層なので、大人向けの時間となる夜遅い(当時の生活習慣では)時間帯の放送は適さず、むしろ夜早い時間帯が当時の青少年の視聴には適していたためであろう。
  
=== 全線開通へ向けての動向 ===
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曜日としては、歴史的に日曜日のプライムタイムの放送は少ない傾向にある。1960年代~70年代の日本テレビの午後8時台や1990年代後半以降のTBSの「[[日曜劇場]]」枠、および1990年代のフジテレビの「[[花王ファミリースペシャル]]」枠には若干見られるが、NHK総合テレビ・テレビ朝日・テレビ東京では歴史的にも皆無に近いようである。日曜日のプライムタイムに各種の長寿番組枠が多いことと、青少年の父親も在宅する時間帯なので中高年男性を意識した重厚な番組が好まれることなどが、日曜日のプライムタイムに学園ドラマがあまり放送されない一因と思われる。
博多~新八代間は既に建設着工されており、2011年春の開業が予定されている。全線開通すれば、博多~鹿児島中央間が最速約1時間20分で結ばれることになり、博多で[[東海道新幹線|東海道]][[山陽新幹線]]と線路がつながることになる。
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全線開業時の東海道・山陽新幹線との相互乗り入れについては具体的に、
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*山陽新幹線の既存車両では、急傾斜の多い九州内を走ることができない。また九州新幹線の既存車両では、速度面や車両数が劣る為山陽内での運行が不利である。
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*自動列車制御装置(ATC)の信号方式が山陽新幹線はアナログ、九州新幹線はデジタルと異なる。
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*故障時の修理体制の整備
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等技術面やサービス面などで様々な課題があり、JR九州と[[東海旅客鉄道|JR東海]]・[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]との間で交渉が続いていたが、[[2007年]][[10月]]にJR西日本とJR九州の間で、2011年春の全線開業に合わせ、[[新大阪駅|新大阪]]~鹿児島中央間で直通運転をすることで合意した。新大阪-鹿児島中央を約4時間、新大阪-熊本を約3時間で結ぶ予定で、今後具体的な協議を本格化させることになっている。
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全線開業時の運行車両については、2007年5月にJR九州が、[[新幹線N700系電車|N700系]]をベースにし、上記課題に対応した相互乗り入れ可能な車両をJR西日本と共同で開発すると発表した<ref>[http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20070524/20070524_004.shtml JR九州・西日本 鹿児島中央‐新大阪乗り入れ 新型車両を共同開発 来年度試作]</ref>。これは、現行の既存車両の性能では上記に挙げた理由により、相互乗り入れ自体が困難なためである{{要出典}}。
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したがって、学園ドラマの本放送が多い時間帯とは、平日または土曜日のプライムタイムになる。
  
なお、東京(東海道新幹線)-鹿児島中央(九州新幹線)間の直通乗り入れについては、
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=== 視聴者層 ===
*所要時間面で[[航空機]]と対抗する事が困難
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学園ドラマの視聴者として想定される層は、主に当該学校の生徒と同年代または前後する年代の青少年である。しかし、古くから大人(青年・壮年・中高年を問わず)の視聴者も多いジャンルでもある。特に近年では、青少年期に学園ドラマを見ていた大人が見る例が増えている。
*収益の向上が見込めない
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*JR東海が、東海道新幹線の利用者逼迫のため16両編成以外の列車の乗り入れを受け付けない
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ことなどを理由に見送られた。
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新八代~鹿児島中央間開業時に並行在来線である鹿児島本線のうち八代~川内間が[[肥薩おれんじ鉄道線]]として経営分離されたが、博多~新八代~八代間については並行在来線の経営分離はされず、これまで通りJR九州が運営することになっている。
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== 設定 ==
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以下に挙げる設定は、学園ドラマのみならず、学園ドラマ以外のジャンルのドラマや、テレビアニメ・劇映画などドラマ以外の映像作品でも多い設定である。
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=== 地域 ===
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ほかのドラマと同様、製作する放送局などが近い首都圏(特に東京23区やその周辺部)の学校が舞台となることが多い。<br>しかし、それ以外の地域を扱う作品も多い。首都圏以外の地域を扱い場合は、地方の中小都市を舞台とすることが多い。地方中核都市圏を舞台とする作品は比較的少ない。<br>また、関西都市圏を舞台とした作品は非常に少ない。
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=== 学校の特性 ===
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小学校については、一般の公立校がほとんどである。私立小学校を扱った学園ドラマは少ない。<br>
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中学校についても、大半は一般の公立校である。ただし、私立中学・中高一貫校を取り上げた作品も、少ないながら存在する。<br>
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高等学校については、公立校・私立校はほぼ同等で存在する。普通科の高校が多いが、職業高校も若干扱われる。<br>
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なお、学園ドラマで取り上げられる学校の大半は男女共学である。(一般の公立の小学校・中学校は当然すべてが男女共学だが、高等学校などでも男女共学が多い。)特に男子校は少ない。原作やモデルとなった学校は男子校だがドラマでは男女共学に設定変更となった例も存在する。女子校を扱った作品は男子校よりは多く存在するが、その多くは「お嬢様学校」である。なお、「女子校ものは当たらない」という[[ジンクス]]が存在する。
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=== 教師 ===
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従来は、青少年が感情移入しやすい青年~壮年前期の教師が主役級の教師になることが多かった。しかし、「[[ライオン先生]]」や平成時代の「[[3年B組金八先生]]」など、中高年の教師(青年時代には熱血教師だったエピソードをもつ者も多い)を主人公とする例も存在する。<br>
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校長・教頭(副校長)・理事などは脇役とする設定が多いが、「鬼ユリ校長、走る!」のように彼ら彼女らを主人公とした作品も、多少存在する。従来は男性が主だったが、「3年B組金八先生」の第1・第2シリーズのように古い作品でも女性校長の登場する作品があった。後年になると女性が珍しくないことは、現実世界と同様である。<br>
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中学校・高等学校の場合、主役級の教師の担当科目で扱われることが少ない科目は、[[数学 (教科)|数学]]・[[高校物理|物理]]などである。職業高校の場合、専門教科の担当教師も主役級にはなりにくい。一方、[[英語_(教科)|英語]]・[[国語_(教科)|国語]]などを担当科目とする教師は、主役級の人物となりやすい傾向にある。
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=== [[入学試験]]の扱い ===
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学園ドラマでは、全般的に入学試験は否定的に扱われる傾向にある。生徒らにとっての障壁として扱われることが多い。
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学力低下が問題となる反面入学試験への合格は比較的容易となった2000年代ではそれほどではないが、現実世界で「受験戦争」「受験地獄」などの言葉が使われた1980年代以前においては特にそうであった。<br>
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小学校における[[中学受験]]は、歴史的にも近年でも特に否定的に扱われる傾向にある。それを、遊び盛りの小学生に猛勉強を強いて本来の純真さを失わせ、その結果、教師にすら生意気な態度をとるようなプレッシャーを与えるものとして扱う設定が多い。なお、主に首都圏の小学校における男子児童の難関私立中(大学受験での入学実績を誇るような学校)への進学を扱うことが多い。首都圏以外の小学校を舞台とした作品で中学受験が扱われることや、「お嬢様学校」への女子児童の進学を扱った作品は、少ない。<br>
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中学校における[[高校受験]]も、中学受験ほどではないが、内申書や偏差値のプレッシャーで生徒らを苦しめるものとして扱う傾向が多い。ただし、通過儀礼的に前向きに扱う作品も多い。
  
=== 路線データ ===
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== 主な学園ドラマ ==
*路線距離([[営業キロ]]):
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=== 小学校 ===
**新八代~鹿児島中央間137.6km(実キロ:126.8km)
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*[[みんななかよし]] (NHK学校放送)1962~1987
*[[軌間]]:1435mm
+
*[[明るいなかま]] (NHK学校放送)1962~1986
*複線区間:全線複線
+
*[[熱中時代]]([[主演]]:[[水谷豊]])1979、1980
*電化区間:全線電化(交流25,000V・60Hz)
+
*[[サンキュー先生]](主演:[[西田敏行]])1980
*最高速度:260km/h
+
*[[先生は一年生]](主演:[[榊原郁恵]])1981
*保安装置:[[自動列車制御装置|デジタルATC]](KS-ATC)
+
*[[うちの子にかぎって]](主演:[[田村正和]])1984、1985
*:※[[東北新幹線]]で採用されているデジタルATC(DS-ATC)とは若干異なり、東海道新幹線で採用されている(ATC-NS)と同規格。
+
*[[あしたへジャンプ]] (NHK学校放送)1986~1996
*[[車両基地]][[川内新幹線車両センター]](暫定車庫と一部に車両の定期検修も行う)
+
*[[教師びんびん物語]](主演:[[田原俊彦]])1988~2001
*保線基地:出水
+
*[[さわやか3組]](NHK学校放送 年度毎に交代)1987~現在
*[[運転指令所]]:博多総合指令センター
+
*[[虹色定期便]](NHK学校放送 年度毎に交代)1997~2006
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*[[愛してるよ!先生]](主演:[[山瀬まみ]])1990
 +
*[[みにくいアヒルの子 (テレビドラマ)|みにくいアヒルの子]](主演:[[岸谷五朗]])1996~2003
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*[[先生知らないの?]](主演:[[草彅剛]])1998
 +
*[[ズッコケ三人組]](主演:[[石坂晴樹]]、[[小林宏至]]、[[米田良]])1999~2002
 +
*[[キッズ・ウォー]](主演:[[井上真央]])1999~2003
 +
*[[浪花少年探偵団]](主演:[[山田まりや]])2000
 +
*[[ガッコの先生]](主演:[[堂本剛]])2001
 +
*[[みんな昔は子供だった]](主演:[[国仲涼子]])2005
 +
*[[女王の教室]](主演:[[天海祐希]]、[[志田未来]])2005
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*[[新キッズ・ウォー]](主演:[[大河内奈々子]])2005
  
=== 運行形態 ===
+
=== 中学校 ===
<!--説明が分かりにくいので、推敲要-->
+
*[[中学生日記]] 1972(前身を含めると1962)~現在
新八代~鹿児島中央間で毎時2本運転されており、内訳は通過駅のある速達タイプが毎時1本、各駅停車タイプが毎時1本である(朝夕は各駅停車タイプのみで毎時2本運転)。速達タイプは川内のみの停車が基本だが、1往復は新八代~鹿児島中央間ノンストップ運転である。2007年2月現在は部分開業のため、新八代駅新幹線ホームでエル特急「リレーつばめ」号と接続し、同一ホームでの[[対面乗り換え]]となる。区間運転として川内~鹿児島中央間の列車が下り2本、上り3本、新水俣~鹿児島中央間は下り1本、上り1本が運転されている(2006年3月18日のダイヤ改正時点)。
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*[[3年B組金八先生]](主演:[[武田鉄矢]])1979~現在
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**姉妹番組[[1年B組新八先生]](主演:[[岸田敏志]])1980
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**[[2年B組仙八先生]](主演:[[さとう宗幸]])1981~1982
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**[[3年B組貫八先生]](主演:[[川谷拓三]])1982~1983
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**[[東中学3年5組]](主演:[[南こうせつ]])1984
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*[[ピーマン白書]](主演:[[岸田森]])1980
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*[[生徒諸君!#テレビドラマ|生徒諸君!]] (主演:[[上田美恵]])1980
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*[[新・熱中時代宣言]](主演:[[榊原郁恵]])1986
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*[[人間・失格~たとえばぼくが死んだら]](主演:[[赤井英和]]、[[堂本剛]])1994
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*[[暴力教師]](主演:[[時任三郎]])1996
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*[[職員室]](主演:[[浅野温子]])1997
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*[[新キッズ・ウォー2]](主演:[[大河内奈々子]])2006
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*[[わたしたちの教科書]](主演:[[菅野美穂]]、[[伊藤淳史]])2007
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*[[生徒諸君!教師編#テレビドラマ|生徒諸君!]](主演:[[内山理名]])2007
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*[[こどもの事情]](出演:[[田中律子]]、[[柳沢慎吾]])2007
  
JR九州では、全線開業後は博多~熊本間で毎時4本<ref>[http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20070907/20070907_001.shtml 九州新幹線 博多-熊本「15分に1本」JR九州社長 運行計画初の表明]西日本新聞朝刊1面:2007年9月7日(熊本日日新聞も同日朝刊1面、南日本新聞は翌8日の朝刊30面)</ref>、熊本~鹿児島中央間で毎時2本のダイヤ設定との計画を発表しており、それに合わせて[[博多駅]]の新幹線ホームの増設工事が進められている。1面2線の島式ホームで、うち1線は九州新幹線内折り返し列車専用とし、もう1線側を利用する同駅始終着の山陽新幹線列車との対面接続を考慮するとされる{{要出典}}。山陽との直通列車の本数について、JR九州の石原進社長は「1時間に1本程度は走らせたい」としている。
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=== 高等学校 ===
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*[[青春とはなんだ]](主演:[[夏木陽介]])1965-1966
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*[[これが青春だ]](主演:[[竜雷太]])1966-1967
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*[[でっかい青春]](主演:[[竜雷太]])1967-1968
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*[[進め!青春]](主演:[[浜畑賢吉]])1968
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*[[花子ちゃん]](主演:[[江利チエミ]])1968-1969
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*[[炎の青春]](主演:[[東山敬司]])1969
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*[[おれは男だ!]](主演:[[森田健作]])1971-1972
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*[[飛び出せ!青春]](主演:[[村野武範]])1972-1973
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*[[泣くな青春]] (主演:[[中山仁]])1972
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*[[おこれ!男だ]](主演:[[森田健作]])1973
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*[[高校教師]]([[1974年]]製作版)(主演:[[加山雄三]])1974
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*[[われら青春!]](主演:[[中村雅俊]])1974
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*純愛山河 [[愛と誠]] (主演:池上季実子・夏夕介)1974-1975
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*[[ゆうひが丘の総理大臣]](主演:[[中村雅俊]])1978
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*[[あさひが丘の大統領]](主演:[[宮内淳]]、[[片平なぎさ]])1979
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*[[メチャン子・ミッキー]](主演:[[堀ちえみ]])1982
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*[[スクール☆ウォーズ]](主演:[[山下真司]])1984-1985
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*[[ヤヌスの鏡]](主演:[[杉浦幸]])1985
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*[[天使のアッパーカット]](主演:[[大塚真美]])1986
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*[[セーラー服通り]](主演:[[石野陽子]])1986
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*[[スケバン刑事 (実写版)]](主演:[[斉藤由貴]])1985
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*[[スケバン刑事 (実写版)|スケバン刑事Ⅱ]](主演:[[南野陽子]])1985~1986
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*[[スケバン刑事 (実写版)|スケバン刑事Ⅲ]](主演:[[浅香唯]])1986~1987
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*[[同級生は13歳]](主演:[[後藤久美子 (女優)|後藤久美子]])1987
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*[[アリエスの乙女たち]](主演:[[南野陽子]])1987
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*[[はいすくーる落書]](主演:[[斉藤由貴]])1989(パート1) 1990(パート2)
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*[[愛しあってるかい!]](主演:[[小泉今日子]])1990
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*[[いけない女子高物語]](主演:[[古手川祐子]])1990
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*[[ビバリーヒルズ高校白書]] 1990~2000
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*[[学校へ行こう!_(テレビドラマ)|学校へ行こう!]](主演:[[浅野ゆう子]])1991
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*[[先生のお気に入り]](主演:[[陣内孝則]])1991
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*[[ボクたちのドラマシリーズ#第1シーズン|放課後]](主演:[[観月ありさ]]、[[いしだ壱成]])1992
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*[[ボクたちのドラマシリーズ#第1シーズン|お願いダーリン!]](主演:[[高橋由美子]])1993
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*[[じゃじゃ馬ならし]](主演:[[観月ありさ]])1993
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*[[ボクたちのドラマシリーズ#第2シーズン|お願いデーモン!]](主演:[[戸田菜穂]])1993
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*[[ボクたちのドラマシリーズ#第2シーズン|時をかける少女]](主演:[[内田有紀]])1994
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*[[アリよさらば]](主演:[[矢沢永吉]])1994
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*[[南くんの恋人]](主演:[[高橋由美子]]、[[武田真治]])1994 
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*[[白線流し]](主演:[[長瀬智也]])1996-2005
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*[[イグアナの娘]](主演:[[菅野美穂]])1996
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*[[それが答えだ!]](主演:[[三上博史]])1997
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*[[GTO (テレビドラマ)|GTO]](主演:[[反町隆史]])1998-1999
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*[[ナオミ (テレビドラマ)|ナオミ]](主演:[[藤原紀香]])1999
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*[[女教師 (テレビドラマ)|女教師]](主演:[[高島礼子]])1999
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*[[L×I×V×E]](主演:[[今井絵理子]]、[[新垣仁絵]])1999
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*[[伝説の教師]](主演:[[松本人志]]、[[中居正広]])2000
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*[[お前の諭吉が泣いている]](主演:[[東山紀之]])2001
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*[[R-17]](主演:[[中谷美紀]])2001
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*[[さよなら、小津先生]](主演:[[田村正和]])2001
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*[[HR (テレビドラマ)|HR]](定時制高校)(主演:[[香取慎吾]])2002
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*[[ごくせん (テレビドラマ)|ごくせん]](主演:[[仲間由紀恵]])2002-2005
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*[[ヤンキー母校に帰る]](主演:[[竹野内豊]])2003
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*[[Stand Up!!]](主演:[[二宮和也]])2003
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*[[ライオン先生]](主演:[[竹中直人]])2003
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*[[WATER BOYS]](主演:[[山田孝之]])2003
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*[[WATER BOYS2]](主演:[[市原隼人]])2004
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*[[ディビジョン1#放課後。|放課後。]](主演:[[堀北真希]])2004
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*[[めだか (テレビドラマ)|めだか]](定時制高校)(主演:[[ミムラ (女優)|ミムラ]])2004
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*[[エースをねらえ!]](主演:[[上戸彩]])2004
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*[[アタックNo.1]](主演:上戸彩)2005
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*[[南くんの恋人]](主演:[[深田恭子]]、[[二宮和也]])2004
 +
*[[H2 (漫画)#ドラマ(H2~君といた日々)|H2~君といた日々]](主演:[[山田孝之]])2005
 +
*[[がんばっていきまっしょい]](主演:[[鈴木杏]])2005
 +
*[[ドラゴン桜 (テレビドラマ)|ドラゴン桜]](主演:[[阿部寛]])2005
 +
*[[花より男子]]、花より男子2(リターンズ)(主演:[[井上真央]])2005 2007
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*[[野ブタ。をプロデュース]](主演:[[亀梨和也]])2005
 +
*[[pinkの遺伝子]](主演:[[中土居宏宜]])2005
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*スターライト (主演:[[星井七瀬]])2005
 +
*[[ガチバカ!]](主演:[[高橋克典]])2006
 +
*[[2005年のロケットボーイズ|ロケットボーイズ]](主演:[[遠藤雄弥]])2006
 +
*[[マイ★ボス マイ★ヒーロー]](主演:[[長瀬智也]])2006
 +
*[[ダンドリ。~Dance☆Drill~]](主演:[[榮倉奈々]])2006
 +
*[[花ざかりの君たちへ#テレビドラマ|花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~]](主演:[[堀北真希]])2007
 +
*[[ライフ (漫画)#テレビドラマ|ライフ]](主演:[[北乃きい]])2007
  
==== 列車名 ====
+
=== 大学 ===
; [[つばめ (列車)|つばめ]]
+
*[[ふぞろいの林檎たち]](主演:[[中井貴一]] [[時任三郎]] [[柳沢慎吾]]) 1983~1997
; さくら
+
*[[ビバリーヒルズ青春白書]] 1990~2000
 +
*[[あすなろ白書]](主演:[[石田ひかり]])1993
 +
*[[東京大学物語]](主演:[[稲垣吾郎]]、[[瀬戸朝香]])1994
 +
*[[キャンパスノート]](主演:[[内田有紀]])1996
 +
*[[天才柳沢教授の生活]](主演:[[松本幸四郎 (9代目)]])2002
 +
*[[動物のお医者さん]](主演:[[吉沢悠]])2003
 +
*[[オレンジデイズ]](主演:[[妻夫木聡]]、[[柴咲コウ]])2004
 +
*[[ディビジョン1#産隆大學應援團|産隆大學應援團]](主演:[[山本太郎]])2005
 +
*[[のだめカンタービレ (テレビドラマ)|のだめカンタービレ]](主演:[[上野樹里]]、[[玉木宏]])2006
  
==== 車両 ====
+
=== その他の学校(など) ===
; [[新幹線800系電車|800系電車]]
+
*[[予備校ブギ]](予備校)(主演:[[的場浩司]]、[[緒形直人]]、[[織田裕二]]、[[田中美佐子]])1990
: ベースは700系新幹線だが、マイナーチェンジされている。内装やデザインがジャパネスク調であり全車両が動力車であるのも特徴。現在は6両固定編成となっている(全線開業後は8両編成に増結も検討されているが、現在の同系は博多~鹿児島中央間折り返し列車限定運用とJR九州が表明している事から、利用状況に合わせて現状のままとされる可能性もある)。
+
*[[スクール☆ウォーズ#スクールウォーズII|スクールウォーズII]](少年院)(主演:[[山下真司]])1990~1991
 +
*[[教習所物語]](自動車教習所)(主演:武田鉄矢、[[水前寺清子]])2000
 +
*[[勝利の女神]](学習塾)(主演:中居正広、陣内孝則)2003
 +
*[[ビギナー (テレビドラマ)|ビギナー]](司法研修所)(主演:ミムラ)2003
 +
*[[海猿]](海上保安大学校)
 +
**[[日本放送協会|NHK]]版(主演:[[国分太一]])2002・2003
 +
**[[フジテレビジョン|フジテレビ]]版(主演:[[伊藤英明]])2005
  
==== 車内放送 ====
+
== 学校が舞台だが通常学園ドラマには含めないもの ==
九州新幹線で運行される[[つばめ (列車)|つばめ]]号の始発駅と終着駅で流される車内自動アナウンスは、新幹線初の四ヶ国語放送([[日本語]]→[[英語]]→[[朝鮮語]]→[[中国語]]の順に放送)となっている。
+
*[[魔女の条件]]
 
+
*[[高校教師 (テレビドラマ)|高校教師]]
全駅で使用されている発車メロディと、車内で使用されている車内メロディは、株式会社[[音楽館]]の[[向谷実]]が作曲している。これとは別に開業時のセレモニーにてイメージソングが作られ、それは[[THE ALFEE]]の[[坂崎幸之助]]が担当し、一度だけ披露された(後に坂崎自身のラジオ番組でもオンエアされた){{要出典}}。
+
*[[ロング・ラブレター~漂流教室~]](タイムスリップした高校)
 
+
*[[ストロベリー・オンザ・ショートケーキ]]
なお2004年の開業時より、駅の電光掲示板や車内放送では、リレーつばめ号新八代行きを「鹿児島中央行」、新幹線つばめ号新八代行きを「博多行」とアナウンスする。これは、博多~鹿児島中央間を一体的に運用し、スムーズに行けることをアピールするためと考えられる。なお、新八代駅入線時においては誤乗防止のため「新八代」、あるいは折り返しの行き先表示である「鹿児島中央(つばめ)」・「博多(あるいは小倉 リレーつばめ)」を表示して入線する。
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*[[ハレンチ学園]]
 
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*[[銀狼怪奇ファイル]]
=== 利用状況 ===
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*怪奇倶楽部・悪霊学園([[木曜の怪談]]
開業1年目で開業前予測(約250万人)<ref>http://j-smeca.or.jp/training/su1108_h18pdf/h_aomori.pdf<!--←10ページ 7.九州新幹線 の項目参照--></ref>を上回る約322万8884人を輸送した。これは新幹線開業前の鹿児島本線(八代~西鹿児島)の利用者約140万人の2.3倍である。開業ブーム後の2年目も1年目を上回る約336万人を輸送<ref>http://www.chihousai.or.jp/08/ir_pdf/18kagoshima_1.pdf</ref>し好調である。特に鹿児島県内(薩摩地方)から博多までの利用者が多い。また、川内、出水から鹿児島中央までの短距離利用が目立つ。これは在来線との比較もさる事ながら、[[高速道路]]も[[南九州西回り自動車道]]の建設が無料区間を含め順次進んでいるが、山地に囲まれた沿線の道路事情が芳しくない事もあって、新幹線利用による速達効果が大きい事が最大の要因と見られる。朝夕は通勤通学客も多くあり新幹線定期券の利用も順調な伸びを示している。
+
*[[僕の生きる道]]
 
+
*[[冬のソナタ]]
逆に[[熊本県]]側の[[新水俣駅]]の利用者は伸び悩んでいるが、これは同駅から熊本方面への新幹線の利用区間がすぐ隣接の新八代駅までとなっており、県都・[[熊本市]]や九州の中心地・[[福岡市]]に出るには現状では乗り換えを必要とする事や、同駅の立地が[[水俣市]]の中心地から外れている事など、新幹線の速達効果が出にくい事が大きな要因とされ、周辺住民にとっては全線開業で初めてその効果が出るものとされている。
+
*[[六番目の小夜子]]
 
+
*[[天国に一番近い男]]教師編
=== 駅一覧 ===
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*[[未成年 (テレビドラマ)|未成年]]
{| class="wikitable" rules="all"
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*[[ホットマン|ホットマン1・2]]
|-
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!style="width:10em;"|駅名
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!style="width:1.5em;"|[[つばめ (列車)|つばめ]]
+
!接続路線
+
!colspan="2"|所在地
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|-
+
|colspan="6" style="text-align:center;"|[[東海道新幹線|東海道]]・[[山陽新幹線]]  [[新大阪駅|新大阪]]・[[東京駅|東京]]方面
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|-
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|colspan="6"|'''建設中の区間'''
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|-
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|[[博多駅]]
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|style="text-align:center;"|●
+
|[[西日本旅客鉄道]]:山陽新幹線<br />[[九州旅客鉄道]]:[[鹿児島本線]]・[[福北ゆたか線]]・[[博多南線]]<br />[[福岡市交通局]]:[[福岡市地下鉄空港線|空港線]]
+
|style="width:1.5em; text-align:center;"|[[福岡県]]
+
|[[福岡市]]<br />[[博多区]]
+
|-
+
|[[新鳥栖駅]](仮称・新設)
+
|style="text-align:center;"|△
+
|九州旅客鉄道:[[長崎本線]]<!--・[[#西九州ルート(長崎ルート)|長崎新幹線]](予定)--><!--鳥栖~肥前麓間付近-->
+
|style="width:1.5em; text-align:center;"|[[佐賀県]]
+
|[[鳥栖市]]
+
|-
+
|[[久留米駅]]
+
|style="text-align:center;"|●
+
|九州旅客鉄道:鹿児島本線・[[wiki:久大本線|久大本線]]
+
|rowspan="3" style="width:1.5em; text-align:center;"|福岡県
+
|[[久留米市]]
+
|-
+
|[[大牟田駅]]
+
|style="text-align:center;"|◎
+
|&nbsp;
+
|[[大牟田市]]
+
|-
+
|[[玉名駅]]
+
|style="text-align:center;"|△
+
|&nbsp;
+
|rowspan="2" style="width:1.5em; text-align:center;"|[[熊本県]]
+
|[[玉名市]]
+
|-
+
|[[熊本駅]]
+
|style="text-align:center;"|●
+
|九州旅客鉄道:鹿児島本線・[[豊肥本線]]<br />[[熊本市交通局]]:2系統-[[熊本市電幹線|幹線]]・[[熊本市電田崎線|田崎線]]([[熊本駅前駅]])
+
|[[熊本市]]
+
|-
+
|colspan="6"|'''営業中の区間'''
+
|-
+
|[[新八代駅]]
+
|style="text-align:center;"|●
+
|九州旅客鉄道:鹿児島本線
+
|rowspan="2" style="width:1.5em; text-align:center;"|熊本県
+
|[[八代市]]
+
|-
+
|[[新水俣駅]]
+
|style="text-align:center;"|△
+
|[[肥薩おれんじ鉄道]]:[[肥薩おれんじ鉄道線]]
+
|[[水俣市]]
+
|-
+
|[[出水駅]]
+
|style="text-align:center;"|△
+
|肥薩おれんじ鉄道:肥薩おれんじ鉄道線
+
|rowspan="3" style="width:1.5em; text-align:center;"|[[鹿児島県]]
+
|[[出水市]]
+
|-
+
|[[川内駅 (鹿児島県)|川内駅]]
+
|style="text-align:center;"|◎
+
|九州旅客鉄道:鹿児島本線<br />肥薩おれんじ鉄道:肥薩おれんじ鉄道線
+
|[[薩摩川内市]]
+
|-
+
|[[鹿児島中央駅]]
+
|style="text-align:center;"|●
+
|九州旅客鉄道:鹿児島本線・[[指宿枕崎線]]<br />[[鹿児島市交通局]]:2系統-[[鹿児島市電第二期線|第二期線]]・[[鹿児島市電唐湊線|唐湊線]]([[鹿児島中央駅前駅]])
+
|[[鹿児島市]]
+
|}
+
 
+
:●:全列車が停車。
+
:◎:一部の列車が通過。
+
:△:一部の列車が停車。
+
 
+
=== キャッチフレーズ ===
+
*'''つばめ、翔ぶ''' [[2004年]][[3月]]~[[2005年]]2月
+
*:季節ごとに、'''「つばめ、」'''と'''「翔ぶ」'''の間に、春・夏・秋・冬の言葉が入っていた。
+
*'''つばめで、それッ!''' 2005年3月~[[2006年]]2月
+
*'''あした、つばめと''' 2006年3月~2006年12月
+
*'''鹿児島スイッチ'''・'''福岡スイッチ''' [[2007年]][[1月]]~
+
 
+
=== 部分開業の理由 ===
+
博多(山陽新幹線)からの延長ではなく、新八代~鹿児島中央間が先に[[フル規格]]新幹線で建設・部分開業した理由として以下のことが挙げられる。
+
*建設する土地の確保が容易だった。反面、博多~熊本間では市街地に新線を引き込むための土地を確保することが未だに困難な箇所が多かったため。
+
*鹿児島本線の新八代~鹿児島間は大半が単線であったり、線路が海岸線に沿って作られており複線化も困難なほどに[[線形 (路線)|線形]]が劣悪で、高速運転化には抜本的な改良が必要であった。一方、博多~八代間は線形が良く、[[JR九州787系電車|787系]]による最大130km/h運転を十分に発揮出来るため、速度向上の緊急度が低かった(全区間在来線特急だった頃の特急「[[つばめ (列車)#1992~2004年 鹿児島本線電車特急「つばめ」|つばめ]]」は、八代~鹿児島中央間とほぼ同距離区間の走破時間は30分以上速かった)
+
*新八代以南を[[新幹線鉄道規格新線|スーパー特急]]規格で建設しても、大した建設コスト削減にはならない上に(特にトンネル区間の多い新幹線では顕著となる)、新幹線車両による直通運転の効果を出せなくなる。
+
*鹿児島本線で需要の高い博多~熊本間に先に新幹線を作れば、採算性に疑問のある熊本以南の建設が行なわれるかどうか分からないと判断された<ref>[http://www.asa.hokkyodai.ac.jp/research/staff/kado/ch4.pdf 角一典「九州新幹線鹿児島ルート建設と随伴的諸問題」]</ref>。これについて元JR九州社長の[[石井幸孝]]は著書「九州特急物語」([[JTBパブリッシング]])で「そして何よりも鹿児島地区の新幹線建設への情熱は絶大で、もし博多側から着工になれば八代で建設が足踏みしてしまうのではないかという危機感が大きく、南側からの建設に対する働きかけが強かったのである」と述べている。
+
 
+
== 長崎ルート(西九州ルート) ==
+
<!--タイトルやルート呼称について[[ノート:九州新幹線]]で議論が行われています。-->
+
九州新幹線長崎ルート(西九州ルート)は、[[博多駅|博多]]から鹿児島ルートの[[新鳥栖駅|新鳥栖]]で分岐して[[長崎駅 (長崎県)|長崎]]へ至る整備新幹線計画である。「九州新幹線」と呼ばれている鹿児島ルートと区別するために単に「'''長崎新幹線'''」とも呼ばれる。
+
 
+
計画時から「長崎ルート」と呼ばれてきたが、2005年10月に佐賀県・長崎県は独自に「西九州ルート」へと名称を変更した。これは「長崎ルート」表記だと長崎県がことさら強調されるため、同じく影響を受ける佐賀県民に配慮する形で名付けられたものである。JR九州も自主的にこれに対応し、「長崎ルート」の名称は併記される形となった。政府・与党・法令上の名称は引き続き「長崎ルート」の呼称を用いている。<!--主観的表現をコメントアウト。もし統計データか何かで示されているのなら戻してください。
+
「西九州ルート」の呼称は、新幹線建設推進派に使われることが多い。-->
+
 
+
=== 計画についての曲折 ===
+
第一期工事として[[武雄温泉駅]]~[[諫早駅]]間の認可申請が行われ予算が下りているものの、実際の着工に必要となる並行[[在来線]]沿線の自治体の一部([[江北町]]・[[鹿島市]])の建設同意が得られていないために工事実施計画の認可が下りておらず、[[2007年]][[9月]]現在で着工の目処は立っていない。かつては佐賀県側で経営分離の対象となる全ての自治体(4自治体)が反対姿勢を示していたが[[白石町]]が2005年12月、[[太良町]]が2006年2月に同意し、現在は上記の2自治体のみになっている。同意していない2自治体は「JR長崎本線存続期成会」を結成している。存続期成会は並行在来線の[[第三セクター鉄道]]化に反対すると同時に、第一期工事の時間短縮効果が余り見込めない・費用対効果が悪い、といった主張を行っている<ref name=kashima>[http://www.nagasakihonsen.jp/ 長崎本線存続期成会](長崎本線の経営分離対象区間沿線の佐賀県[[鹿島市]]・[[江北町]]による期成会)</ref>(ただし江北町の場合は町長は反対姿勢を貫いているが町議会は2006年3月に経営分離に同意する旨の決議を行っており、「ねじれ」の状態にある)また新線建設予定ルートと指定並行在来線とが別ルートである事に原因があると考える者もいる。
+
 
+
また、第二期工事として考えられているのは諫早駅~[[長崎駅 (長崎県)|長崎駅]]間であり、長崎県では第一期工事の着工の目途がつき次第、国に対して早期着工を要望していく、としている。<br>
+
ただし、佐賀県は新鳥栖駅~[[佐賀駅]]~武雄温泉駅間の着工は求めない、としている。これは佐賀平野が軟弱地盤であり難工事が予想され、佐賀県の負担額が約750億円と非常に大きいため、と説明されている。また建設費が高いためJR九州が毎年支払う線路使用料も高くなり、採算が取れない、というのも理由の一つである(これが江北町議会の同意決議につながった、と見る向きが多い。当初の計画では新線は江北町内は肥前山口駅の北方を通過するだけで駅は設置されない予定だったためである。JR九州では、新幹線開業後は長崎方面の列車のうち2本に1本は引き続き肥前山口駅に停車し、佐世保方面の列車はこれまで通り全列車が停車する、としている)。
+
 
+
ちなみに長崎県内にある[[佐世保線]]の沿線住民は、直接佐世保市内に新幹線が通らないことや(以前の計画では、佐世保市の[[早岐駅]]を経由するルートも検討されていたが、時間短縮のために現在のルートに変更された)、もし長崎ルートが開業しても佐世保への特急の運行本数は以前と変わらないことからあまり関心がない。この状況に対し、[[軌間可変電車|フリーゲージトレイン]]を博多から直通させる(標準軌:博多~新鳥栖)ことで佐世保線沿線にもメリットを与える案があるが、新線建設と直接関連がある訳ではないこともあり本格的議論には至っていない。
+
 
+
[[毎日新聞社]]西部本社が2005年12月5日の朝刊紙面で公表した毎日新聞社世論フォーラム九州・山口8県男女1000人電話アンケート調査の結果によれば、九州新幹線長崎ルートの建設を不必要と考える県民の割合は、佐賀県で59%、長崎県で53%、福岡県で48%にのぼる。また長崎市長選当日である2007年4月22日に、長崎市内の投票所近辺で毎日新聞社によりアンケートが実施された。この結果、建設が必要と考える人が39%、不要と考える人が44%であった<ref name=070625>[http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/hyouron/news/20070625ddlk42070067000c.html 新幹線は必要か](毎日新聞長崎版・コラム:2007年6月25日付)</ref>。
+
 
+
=== 運行計画 ===
+
ここでは、[[2007年]][[4月]]の時点でJR九州が発表している運行計画を掲載する。<ref name=sagaken>[http://www.pref.saga.lg.jp/at-contents/kenseijoho/shinkansen/ 九州新幹線西九州ルートなぜとなに](佐賀県公式サイト内)</ref><ref name=nagasakiken>[http://www.pref.nagasaki.jp/shinkansen/ 九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)](長崎県公式サイト内)</ref>
+
*博多駅~新鳥栖駅~武雄温泉駅~(長崎ルート経由)~長崎駅:32往復([[軌間可変電車|フリーゲージトレイン]]での運転)
+
*博多駅~新鳥栖駅~武雄温泉駅~([[佐世保線]]経由)~[[佐世保駅]]:16往復(在来線特急列車での運転)
+
**新鳥栖駅~武雄温泉駅間・諫早駅~長崎駅間は現在の[[長崎本線]]・佐世保線の線路を一部改良・複線化(肥前山口駅~武雄温泉駅間)の上使用する。
+
**博多駅~新鳥栖駅間(鹿児島ルート)、武雄温泉駅~諫早駅間(軌間1067mm、但し施設は将来のフル規格に対応できるように建設)は新線を使用。
+
**長崎駅、佐世保駅発着列車は別々に運行され、現在特急「[[かもめ (列車)|かもめ]]」・「[[みどり (列車)|みどり]]」が行っている併結運転は行われない。
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**以上の列車とは別に、[[肥前鹿島駅]]発着の在来線特急列車を5往復程度運行する。なお、佐賀県の発表によると肥前鹿島から博多までの直通となり、現在の電車ではなく気動車による運行となる、とされている。また、設定時間帯は肥前鹿島駅の特急利用客の多い朝夕中心となる。
+
 
+
=== 設置予定駅 ===
+
{| class="wikitable" rules="all"
+
|-
+
!style="width:8em;"|駅名
+
!style="width:3em;"|距離(km)
+
!接続路線
+
!colspan="2"|所在地
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|-
+
|[[新鳥栖駅]](仮称)
+
|style="text-align:right;"|0.0
+
|九州旅客鉄道:九州新幹線(鹿児島ルート)・[[長崎本線]]
+
|rowspan="4" style="width:1.5em; text-align:center;"|[[佐賀県]]
+
|style="width:3.5em;"|[[鳥栖市]]
+
|-
+
|[[佐賀駅]]
+
|style="text-align:right;"|&nbsp;
+
|九州旅客鉄道:長崎本線・[[佐世保線]]
+
|[[佐賀市]]
+
|-
+
|[[武雄温泉駅|武雄駅]]
+
|style="text-align:right;"|&nbsp;
+
|九州旅客鉄道:佐世保線
+
|[[武雄市]]
+
|-
+
|[[嬉野温泉駅]](仮称)
+
|style="text-align:right;"|&nbsp;
+
|&nbsp;
+
|[[嬉野市]]
+
|-
+
|[[新大村駅]](仮称)
+
|style="text-align:right;"|&nbsp;
+
|&nbsp;
+
|rowspan="3" style="width:1.5em; text-align:center;"|[[長崎県]]
+
|[[大村市]]
+
|-
+
|[[諫早駅]]
+
|style="text-align:right;"|&nbsp;
+
|九州旅客鉄道:長崎本線・[[大村線]]<br />島原鉄道:[[島原鉄道島原鉄道線|島原鉄道線]]
+
|[[諫早市]]
+
|-
+
|[[長崎駅 (長崎県)|長崎駅]]
+
|style="text-align:right;"|&nbsp;
+
|九州旅客鉄道:長崎本線<br />[[長崎電気軌道]]
+
|[[長崎市]]
+
|-
+
|}
+
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
* [[日本の鉄道路線一覧]]
+
*[[テレビドラマ]]
* [[乗り継ぎ料金制度#九州新幹線について|九州新幹線と「リレーつばめ」、東海道・山陽新幹線との乗継ぎに係る特急料金について]]
+
*[[架空の学校一覧]]
* [[博多南線]]
+
* [[全国新幹線鉄道整備法]]
+
* [[建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画]]
+
* [[整備新幹線]]
+
* [[鉄道と政治]]
+
  
==参考資料==
+
== 外部リンク ==
{{脚注ヘルプ}}
+
*[http://www.tvdrama-db.com/ テレビドラマデータベース]
<div class="references-small"><references/></div>
+
  
== 外部リンク ==
+
[[Category:学園ドラマ|*]]
*[http://www.jrkyushu.co.jp/shinkansen/ 九州新幹線「つばめ」](JR九州公式サイト内。TSUBAME-NET)
+
[[category:学校を舞台とした作品|*とらま]]
*[http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/kyushu_shinkansen/ Yahoo!ニュース - 九州新幹線]
+
[[Category:テレビドラマのジャンル|かくえんとらま]]
*[http://www.pref.nagasaki.jp/shinkansen/ 九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)] (長崎県公式サイト内)
+
{{tv-stub}}
{{Rail-stub}}
+
{{日本の新幹線}}
+

2010年8月10日 (火) 18:35時点における版

学園ドラマ(がくえんドラマ)は、学校を舞台にしたテレビドラマジャンル

概要

学園ドラマの形態は大きく分けて

  1. 学校全体、クラス、部活動など集団がひとつの方向に向ってゆく様を描いたもの
  2. ひとりの教師にスポットを当て、教師としての成長過程や奮闘振りを描いたもの
  3. ひとりの児童・生徒・学生にスポットを当て、学園生活の様子や人間としての成長過程を描いたもの
に大別できる。

小学校大学よりも中学校あるいは高等学校が舞台となることが多いが、これは中学・高校というの時期が人生の大きな分岐点のひとつであると同時に恋愛友情、あるいは部活などに打ち込む青春時代だからという理由もある。運動部テーマにしたものは、スポ根ドラマに含まれ別扱いとなることもある。

また、これらのドラマの性格上登場人物はそのほとんどが未成年となり扱う内容に制限が出てくる。このため、定時制高校自動車教習所など未成年と大人が同じ条件のもとで学ぶ空間を舞台とし、通常の学園ドラマよりも内容に幅をきかせたものもある。

ドラマのアクセントとして、それぞれの生徒家庭事情、非行いじめ、なども頻繁に扱われる。 また、定番キャラとして悪役教頭とその腰巾着が出てくるのは「坊っちゃん」以来の伝統であろうか。男性教師が主人公の場合はマドンナ役の美人教師もよく登場する。

主として、青春群像劇を描いたものを学園ドラマと呼び、たとえ学校を舞台としていてもたとえば教師と生徒の恋愛を描いたものや、ミステリーを描いたものなどは学園ドラマとは呼ばれない。

学園ドラマでは無名の生徒役だった俳優がにわかに注目を浴びる事が多く、これまでに数多くのスターを輩出してきた。いかに個性的な生徒役を集めるかは学園ドラマの成否を決定付ける重要な一因になるが、時に美男美女だらけのクラスが出来上がってしまう事もある。


特徴

時間帯

学園ドラマの本放送が行われる時間帯は、主にプライムタイムである。
現在は午後9時・10時台が多い。
過去においては、1980年代までは午後8時台も多かった。また、午後7時台の30分番組枠での放送も若干見られた。一方、午後10時台の放送は、1990年代前半まではまれだった。(ただし、学校やその教師を扱った2時間ドラマなどが午後9時~11時に放送されることはしばしばあった。)これは、学園ドラマの主な視聴者層が10代・10歳未満の層なので、大人向けの時間となる夜遅い(当時の生活習慣では)時間帯の放送は適さず、むしろ夜早い時間帯が当時の青少年の視聴には適していたためであろう。

曜日としては、歴史的に日曜日のプライムタイムの放送は少ない傾向にある。1960年代~70年代の日本テレビの午後8時台や1990年代後半以降のTBSの「日曜劇場」枠、および1990年代のフジテレビの「花王ファミリースペシャル」枠には若干見られるが、NHK総合テレビ・テレビ朝日・テレビ東京では歴史的にも皆無に近いようである。日曜日のプライムタイムに各種の長寿番組枠が多いことと、青少年の父親も在宅する時間帯なので中高年男性を意識した重厚な番組が好まれることなどが、日曜日のプライムタイムに学園ドラマがあまり放送されない一因と思われる。

したがって、学園ドラマの本放送が多い時間帯とは、平日または土曜日のプライムタイムになる。

視聴者層

学園ドラマの視聴者として想定される層は、主に当該学校の生徒と同年代または前後する年代の青少年である。しかし、古くから大人(青年・壮年・中高年を問わず)の視聴者も多いジャンルでもある。特に近年では、青少年期に学園ドラマを見ていた大人が見る例が増えている。

設定

以下に挙げる設定は、学園ドラマのみならず、学園ドラマ以外のジャンルのドラマや、テレビアニメ・劇映画などドラマ以外の映像作品でも多い設定である。

地域

ほかのドラマと同様、製作する放送局などが近い首都圏(特に東京23区やその周辺部)の学校が舞台となることが多い。
しかし、それ以外の地域を扱う作品も多い。首都圏以外の地域を扱い場合は、地方の中小都市を舞台とすることが多い。地方中核都市圏を舞台とする作品は比較的少ない。
また、関西都市圏を舞台とした作品は非常に少ない。

学校の特性

小学校については、一般の公立校がほとんどである。私立小学校を扱った学園ドラマは少ない。
中学校についても、大半は一般の公立校である。ただし、私立中学・中高一貫校を取り上げた作品も、少ないながら存在する。
高等学校については、公立校・私立校はほぼ同等で存在する。普通科の高校が多いが、職業高校も若干扱われる。
なお、学園ドラマで取り上げられる学校の大半は男女共学である。(一般の公立の小学校・中学校は当然すべてが男女共学だが、高等学校などでも男女共学が多い。)特に男子校は少ない。原作やモデルとなった学校は男子校だがドラマでは男女共学に設定変更となった例も存在する。女子校を扱った作品は男子校よりは多く存在するが、その多くは「お嬢様学校」である。なお、「女子校ものは当たらない」というジンクスが存在する。

教師

従来は、青少年が感情移入しやすい青年~壮年前期の教師が主役級の教師になることが多かった。しかし、「ライオン先生」や平成時代の「3年B組金八先生」など、中高年の教師(青年時代には熱血教師だったエピソードをもつ者も多い)を主人公とする例も存在する。
校長・教頭(副校長)・理事などは脇役とする設定が多いが、「鬼ユリ校長、走る!」のように彼ら彼女らを主人公とした作品も、多少存在する。従来は男性が主だったが、「3年B組金八先生」の第1・第2シリーズのように古い作品でも女性校長の登場する作品があった。後年になると女性が珍しくないことは、現実世界と同様である。
中学校・高等学校の場合、主役級の教師の担当科目で扱われることが少ない科目は、数学物理などである。職業高校の場合、専門教科の担当教師も主役級にはなりにくい。一方、英語国語などを担当科目とする教師は、主役級の人物となりやすい傾向にある。

入学試験の扱い

学園ドラマでは、全般的に入学試験は否定的に扱われる傾向にある。生徒らにとっての障壁として扱われることが多い。 学力低下が問題となる反面入学試験への合格は比較的容易となった2000年代ではそれほどではないが、現実世界で「受験戦争」「受験地獄」などの言葉が使われた1980年代以前においては特にそうであった。
小学校における中学受験は、歴史的にも近年でも特に否定的に扱われる傾向にある。それを、遊び盛りの小学生に猛勉強を強いて本来の純真さを失わせ、その結果、教師にすら生意気な態度をとるようなプレッシャーを与えるものとして扱う設定が多い。なお、主に首都圏の小学校における男子児童の難関私立中(大学受験での入学実績を誇るような学校)への進学を扱うことが多い。首都圏以外の小学校を舞台とした作品で中学受験が扱われることや、「お嬢様学校」への女子児童の進学を扱った作品は、少ない。
中学校における高校受験も、中学受験ほどではないが、内申書や偏差値のプレッシャーで生徒らを苦しめるものとして扱う傾向が多い。ただし、通過儀礼的に前向きに扱う作品も多い。

主な学園ドラマ

小学校

中学校

高等学校

大学

その他の学校(など)

学校が舞台だが通常学園ドラマには含めないもの

関連項目

外部リンク